こんにちは こじとらです。
外遊びが楽しい時期になりました。
キャンプやバーベキューをされる方も多いのではないのでしょうか。
今回はバーベキューと後片付けで使える小技、便利なアイテムをいくつか紹介したいと思います。
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BBQコンロの選び方については、
立食スタイル、ハイスタイル、ロースタイル、いろりスタイルと
いろんなやり方がありますが、それらは
「どんなスタイルでやり、どんなグリルを買うか」
というお話なので、今日はいったんおいときます。
これからフィールドに出ていざBBQ、
という方の参考になればいいなという小技類などを
メモ代わりに書いていきたいと思います。
炭熾しのコツと便利アイテム
中には新聞紙着火剤や牛乳パック着火剤をすでに準備していて、炭で竈を組み、
難なく熾せますという方もいらっしゃると思います。素晴らしいですね!
そういう方法を紹介しているサイトなども多数ありますので、
挑戦してみるのはとてもためになると思います!
サクッと炭を熾せる人ってかっこいいですね!
きじとら もそうやって炭熾しを楽しんできましたので、
みなさんもぜひ挑戦してみてください。
ところがファミリ―キャンプやほかの調理も一緒にやるBBQやキャンプだと、
慣れないうちは
「一所懸命炭を熾しているうちに日が落ちて暗くなってしまった...。」
「他の調理もしたいけど、炭熾しにかかり切りになると時間が...。」
ということもありえます。
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炭熾しのエースはズバリ「炭熾し器(チャコールスターター)」です。
うちで使っているものは折り畳み式のものですが、
出来るだけ縦長のもの、また
後述する火消壺と一緒になったものが便利だと思います。
最後に1台2役の優れものを紹介します。
チャコールスターターの使い方はいたって簡単です。
コンロ(衛生のために網は外してくださいね)の上に
1:固形の着火剤(ホームセンターに大体売ってます)を2欠片程置いて、着火します。
2:チャコスタ(場所によってはホームセンターでも手に入りますが、和式の炭熾し器は使いづらいので注意!)に炭を縦に詰め込んで、着火剤の上に載せます。
...。
以上です。
10分ほどすると全体に火が回り、炎が上がります。
放っておいたら勝手に炭熾ししてくれます。
炭をぎゅうぎゅうに詰めずに空気の通り道を確保すること、
炭を「縦」に入れていくことがポイントです。
その間に白飯の準備や他のおかずの準備などを進められます。
炭全体が赤熱して炎が上がってるのが確認出来たら、
かならず皮手袋などをして(高温になってます!やけど注意)チャコスタを持ち上げ、火ばさみでコンロに移していきます。
ひっくり返してすすぐように炭を移そうとすると、無理な体制で熱気で手首にやけどをしたり、
思わぬところに炭が転がってサイトを傷めることになります。
BBQの準備が進みました。まだ完了ではないことは後で述べます。
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チャコールスターターについて、
火熾しの楽しみがなくなるじゃないか!とお思いの方もいらっしゃると思いますが、
チャコスタから勢いよく吹き上がる炎(煙突効果で結構勢いがあります)を見るのも、
また楽しいですよ。
また、同時進行でもう一品作る時間もできます。
チャコスタは邪道といわれるかもしれませんが、
私は周りに迷惑をかけたり自然を大きく損傷させるようなことでなければ
邪道というものは存在しないと思っています。
人それぞれのやり方があっていいと考えるのです。
注意事項としては、無加工の備長炭単体だとこの方法では難しいです。
備長炭を使いたい場合はコンロの炭床に熾した木炭をかぶせてしばらく待つか、
オガ備長炭を使って着火剤を増やしてやるといいと思います。
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炭の量とコンロへの配置
さて、炭熾しが終わったらコンロへ配置して行くわけですが、まだ炭熾しは完了ではありません。
というのも、人数によって、またコンロの大きさや形状(主に深さ)によって 必要な炭の量が違ってくるからです。
一般的に1人1kg/1時間が目安とされていますが、状況によって異なってきます。
2人で、小型のコンロであればチャコスタで熾した分で足りるかもしれませんが、
ご家族等で大型のコンロを使う場合、チャコスタで熾した分ではまったく足りません。
火力不足は焼けるまでに時間がかかるだけでなく、
長時間のBBQの際炭を追加してから着火するまでの時間も長くなるため、
最初に十分な量の炭火を準備しておいた方が断然楽しめます。
通常の木炭を追加する場合はの木炭を広げておき火熾しの済んだ炭を並べ、
ブロアーなどで強く風を吹き込みます。 乗せた炭が赤熱してきたら調理OKです。
大量の炭であれば、もう一度チャコスタを使うのも手です。
コンロにスペースの余裕があれば、炭の薄いエリアを作っておくと、
焼きすぎて食べるスピードが間に合わない時に「保温エリア」として使うことができます。
お皿などに挙げてしまってもいいのですが、
せっかく熱い料理であれば熱いまま、最低でもあったかい状態で食べたいですよね。
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BBQ調理のちょっとした衛生的なポイント
BBQの準備が整いました!
最初はやはり牛タン、塩で!
というのは冗談で、お好きなように食べていけばいいと思います。
ただ、いくつか注意してほしい点があります。
食品衛生上最悪の「食中毒」を防ぐためのほんの少しの気遣いで結構です。
1:「焼き」に使う箸と「食事」に使う箸は分けてください。
2:「調理済み(味付き肉など)食材や内臓系(ホルモンなど)は十分に火を通してください。
きじとらは過去医療関係の仕事をしていて、救急外来などでも勤務していたのですが、
夏場、BBQで食中毒を起こし、数人纏めて来院されることがありました。
生肉を触ったお箸を直接口に運ぶのは避けてください。
また、調理加工済み食品は調理過程で人の手が入る事と
複数の異なる食材が一緒になっている事から細菌類の繁殖範囲が広がるため、
完全に殺菌するつもりでよく焼いてください。
またホルモンなどは腸内細菌(大腸菌などは有名ですね)が残っている「可能性」がゼロではないので、
これも良く焼いて召し上がってください。
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BBQの後始末の小技
さて、楽しいBBQも終わり、みんなおなか一杯になりました。
みんな笑顔で楽しそうですね。
ですが、お父さんお母さん、ホストの方にはまだお仕事が残っています...。
後片付けです。
炭火、まだ残ってますよね?
最大限に利用しましょう。
一番厄介な「網」、使い捨てる方もいらっしゃると思いますが、ちょっと待ってください。
簡単な方法で再生することができるかもしれません。
その方法とは「アルミホイルを被せて炭火で焦げ付きを焼き切る」ことです。
もうそのままです。
炭火の残っているBBQコンロの網に、アルミホイルを被せるだけ。
数秒後に煙がもくもくと出てきます。
その間に他の片づけを済ませてしまいましょう。
なんなら食後のコーヒー楽しんでてもいいです。
数分後、煙の量がぐっと減ります。
そしたら網のお手入れほぼ完了です。
アルミホイルは緩くまとめて燃えるゴミへ。(熱いので皮手袋は必ずしてください)
網は冷めてから洗い場へ持って行き、「洗剤を使わずに」亀の子たわしで裏表ごしごしこすって焦げを落とすだけ。
キッチンペーパーなどで水気をふき取り、
炭の上に戻して水気を完全に蒸発させ、完全に乾いたら「塩分」の入っていないサラダオイルをキッチンペーパーに付けて全体を軽くこすります。
新聞紙などにくるんで、コンロと一緒に保管しましょう。
次のBBQでもまた使えます。
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使いかけの炭の「保管」!?
「保管?燃やしてしまえばいいのでは?しかもアツアツの炭をどうやって?」
という方もいらっしゃると思います。
火消壺、というものがあります。
燃えている炭を火ばさみで火消壺に入れていきます。
あとは蓋をして冷めるのを待つだけ。
注意点としては、炭を入れてから消火するまでは
本体が熱くなるので、絶対に触らないこと!
翌朝にはちゃんと消化して、使用途中の消し炭が手に入ります。
無駄に燃やすことはありません。いい炭ならなおさらです。
これを次回の炭熾しにつかうと着火が早いというボーナスも付いてきます。
蓋をしっかり固定できるものがほとんどなので、
炭が車内にこぼれるなどの心配もありません。
ただ、スクリュー式の火消壺は気圧差(密閉式のものだと冷めると中は負圧になります)
によって開きにくくなることがあるので注意です。
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チャコスタ+火消壺 便利アイテムの紹介
チャコールスターターと火消しつぼがセットになったこちらはいかがでしょうか。
省スペースになりますし、お手頃な価格なので使ってみてもいいかもしれません。
いかがだったでしょうか。
ご存知の方も多かったかもしれませんが、
BBQを存分に楽しむためのいくつかのtipsを書いてみました。
皆さんが楽しいBBQを満喫できることを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
きじとら でした。