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分離型気体燃料ストーブのススメ。アウトドアで使うストーブ(バーナー)の選び方そのさん。

こんにちは きじとら です

前エントリはこちら、一体型ストーブのお話しでした。

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今回は分離型ストーブのお話です。

良い点、悪い点をまとめました。

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分離型気体燃料ストーブの良い点

 

イワタニプリムス エクスプレス・スパイダーストーブⅡ

分離式気体燃料ストーブの一例

分離型ストーブというのは、上の写真のように

バーナーヘッドのユニットとガスユニットが独立しており、それをチューブでつないだ形になっています。

 

前エントリで「不安定さ(高さ)」を問題視しましたが、

このタイプであれば重心が低くできるので、

まず良い点の一つとして安定感に長けるという事が挙げられます。

 

例えば大きめの鍋を乗せたいという際にも

重量は直接五徳の足に伝わり、

また高さがないことから仮に上の鍋を触っても

慣性モーメントが少なく、鍋、コッヘルを落としにくいのは想像していただけると思います。

一体型にはない安定性がまず分離型の魅力です。

 

そしてもう一つ、一体型ではガス缶の上にバーナーがある以上避けられないことなのですが、

上に乗せた鍋などの輻射熱をガス缶が直接受けることになります。

 

分離型ではガス缶を離すことができ、輻射熱の影響を受けずに調理ができます。

これは例えばダッチオーブンやスキレット、厚手の鉄板など、

特に輻射熱の大きい調理器具を利用する際、

安全面に於いて大きなアドバンテージとなります。

 

仮に冬場で、多少ガス缶に輻射熱を当てて燃焼効率を維持したい際も、

分離型ならガス缶を近づけるだけでそれが可能です。

無論ですが、ガス缶を加熱しすぎるとガス漏れや爆発の危険がありますので、

充分に注意してください。

 

また、鍋などの煮込み料理をぐつぐつさせながら食事をしたい時、

テーブルトップとの高低差が少なくなるのも利点の一つです。

これは先に述べた安定性ともかかわりますが、

安心して鍋をつつけるという点において、分離型の方が使いやすさが上です。

 

さらに利点があります。

一体型ストーブでは、ガス缶の容量を大きくしてしまうと

高さもそれだけ増してしまい、不安定さがさらに顕著になります。

 

分離型では大型のガス缶でも、

テーブルの下、ないし近くにに置いてしまえば

ガスの容量に左右されず、安定性が維持できます。

例えば連泊するときなどは小型の缶よりも、

大型のガス缶一つで賄いたい時もあるでしょう。

分離型なら、それも解消できます。

 

また、冬季など寒さが過酷な環境において、

ガス缶を逆さまにし、ガスを気体でなく

液体のままストーブに送り込み燃焼させる「液出し」が可能であることも

分離型ストーブの利点です。

もちろんこれはメーカーが推奨している場合、

または液出し用の安定したスタンドがある場合に限ります。

(とはいえ、慣例として非対応の器具でも自己責任で液出しすることがあります。)

寒さに弱いガスストーブですが、液出しで火力を出すことができるのも

分離型ならではの利点でしょう。

 

まとめると、

1:重心が低く安定している(安全である)

2:調理器具により発生する輻射熱の影響を受けずらい

3:大型のガス缶を使用することができ、コスパに優れる

4:液出しでの運用ができる

 

といったところでしょうか。

グラム単位で装備を軽くコンパクトにする必要がない場合は、

個人的には安全面、コストの面からも分離型をお勧めします。

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分離型気体燃料ストーブの悪い点

 悪いという事でもないのですが、

欠点もいくつかあります。

 

まずストーブ本体の体積と重量が増す事。

これは構造上仕方のないことなのですが、

一体型ではガス缶が担っている「テーブルへの設置点・面(脚)」

の部分まで成型しないと自立しない為、

デザインとして五徳から脚までのすべてが本体の重量に含まれます。

また、ガス缶と本体を繋ぐ「ホース」

そしてホースの先端をガス缶につなぐための「アダプター」部分までが

1つの構成になります。

その分収納サイズは大きく、重くなります。

 

また、一体型ではガス缶とストーブ本体を直接接続するのであまり問題はありませんが、

分離型ではホース、アダプターと接続のための機構が複雑になるため、

ガスの経路の途中でトラブルが発生することがあります。

無理にホースを捩じったり曲げたりすると

ガス漏れの原因になったり、本来の火力が出ない場合もあります。

 

まとめると、

1:体積と重量が大きくなる

2:機構が複雑な為故障のリスクがあり運用が難しい

 

といったところでしょうか。

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欠点を補って余りある利点を活かすべし

 見出しに書いた通り、個人的なお勧めは圧倒的に分離型です。

積載、運搬時のデメリットは単に「重い、大きい」程度で済みますが、

いざ「火をつけての運用中のデメリット」は

火災発生のリスクを伴います

 

きじとらは後者を重視すべきと思います。

何を置いてもまず「安全」が確保されることが1番ではないかと思います。

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燃料の選択肢の幅が増えるというメリット

 忘れてはいけないのが、

一体型のストーブは燃料がOD缶(あるいはCB缶:のちのエントリで)に絞られ、選択肢がないこと。

例外はありますが、のちのエントリで紹介したいと思います。

 

対して分離型であれば、対応する製品を選ぶことができ、

CB缶、OD缶、ガソリンと選び放題です。

他の火器類と燃料を合わせるもよし、

リスクヘッジで別の燃料にするもよし。

 

コスト重視でCB缶を選べば安く運用できますし、

寒冷地での実用性を選べばOD缶の液出し、ガソリンを選べば

どんな環境でもストーブの火を灯すことができます。

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登山用でも重宝されている分離型

 大きく、重いというデメリットを先に述べましたが、

登山の愛好家の間でも分離型を好む方は多いです。

理由はやはり「ガスの液出し」で使えること。

または「ガソリン」が使えること。

 登山は過酷なスポーツです。

場合によっては命を失う危険すら伴います。

 

そういう方々が積極的に選ばれるからには、やはり合理的な理由があります。

 

私たちのようなレジャーキャンプにおいても、

火災などの事故を起こせば大事に至ります。

 

「安全」で「信頼のおける」火器と共に、おおいにキャンプを楽しみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

きじとら でした。

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