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夏キャンプ 気をつけたい5つの事 そのに 食中毒をかみ砕いて説明、対処法は3つ!

こんにちは きじとら です

今回も前回に引き続き夏キャンプで遭遇することの多いトラブル5つの予防・対処法です。

前回エントリでは害獣、害虫によるトラブルについてお話ししました。

一連のエントリは最後にまとめ記事を作り結びたいと思います。

 

今回は特に身近なところで起きやすいトラブル、食中毒です。

外食での食中毒が特に話題になりますが、実は普段の生活で起こることが多く、また「単におなかを壊しただけ」と病院に行かず統計に乗らないケースが多いです。

 

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2 食中毒

食中毒

夏場の食中毒

ひと言で食中毒といっても、原因となる菌やウィルス、それに対応した症状には様々なものがあります。

代表的なものとして、病原性大腸菌(O-157、O-26、O111など・食肉全般、感染者の手指など)、ウェルシュ菌(密閉・常温で保存した2日目のカレーやシチューなど)、リステリア(冷凍食品・漬物など)、カンピロバクター(鶏肉など)、サルモネラ(鶏肉、鶏卵など)、黄色ブドウ球菌(調理者の手指の膿など)、腸炎ビブリオ(海鮮など)、等々。

 

正直なところ、食中毒について詳しく書こうと思ったらブログが一つ出来上がるほどの情報量がありますが、それをすべて勉強しなさいというのは医療関係者でもなければ(医療関係者でもすべて把握するのは骨が折れます)難しいと思うので、ここではかみ砕いて行動できる具体的な方法を書いていきます。

 

きじとらは看護師の資格を持っています。(臨床経験あります)

食中毒の患者さんが来院された時に、原因菌を突き止めるためには症状の把握と数日前まで遡っての飲食の履歴などの情報収集を行い、医師に情報提供をして最終的な食中毒の原因となった細菌やウィルスの特定を行い、治療を開始します。(対症療法はもちろん早期に開始します)

看護師で臨床経験があっても、当日、その場で食中毒であるかどうかを「診断」できません。食中毒の種類によっては保健所への届け出(医療機関がやってくれます)が必要な場合もありますし、他の人へ移す危険もあるので「下痢・嘔吐・発熱・腹痛」などの症状が数日内に起こった場合はかならず医療機関にかかりましょう。

 

もちろん「調子に乗って食べすぎた!おなか痛い!」といったケースではすぐに症状は治まると思うので、ご心配なく!食が進みますもんね。

 

さきほど「数日内」と書きました。

食中毒はすぐ(数10分~数時間内)に起こるものもありますが、数日後に起こるものもあります。また、成人男性・女性では起こりにくく、子供やお年寄りが起こしやすいケースも多くみられます。

出来れば、キャンプのメニューや使った食材はメモに残しておくといいでしょう。万が一食中毒であったとしても、医師の判断が早くなります。

 

では具体的にどうすれば食中毒のリスクを最小にとどめることができるか、ポイントを絞って解説していきます。

ポイントは3つです。

食材に菌を

1:つけない

2:増やさない

3:やっつける(医療関係者はここが『殺す』ですが、物騒なのでやっつけるにします。)

以下に解説していきます。

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 1-1 つけない

これは例えば調理をしたり、また家で食材を別容器に移し替える、といったときに気を付けることができます。

まず食材を素手で扱う際は、殺菌作用を表記しているハンドソープで、手指洗浄用のブラシを使って十分に手洗いをした後、消毒用のアルコールで手指を消毒します。

...…。難しいですよね。そういう時は使い捨てのポリ手袋を使いましょう。そうすれば、食材を触る前に手袋をつけたまま消毒用アルコールで消毒すれば十分ですし、食材ごとに付け替えることができます。

また、容器も注意が必要です。必ず中をアルコール消毒してから使いましょう。

 

また、調理の順番も重要です。肉→野菜と調理すると、肉についていたわずかな最近やウィルスが野菜の中で増えていく事もあります。

野菜→まな板、包丁・ナイフを洗う→肉 という順番で調理しましょう。

 

また、以前BBQの記事で触れましたが、調理するお箸と食事するお箸は別にしてください、いくら良く焼いていても、生肉を触ったお箸で触ってしまうと水の泡です。必ず焼くためのお箸やトングは別に準備しましょう。

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1-2 増やさない

先日クーラーボックス・クーラーバッグの記事を書きましたが、それはなにも「キンキンのビールを楽しむ」ためだけではありません。

 

食材の保管方法が食中毒対策にはとても重要になります。すべての細菌やウィルスがそうではないのですが、夏の食中毒で起こりやすい原因として、不完全な冷蔵、冷凍が挙げられます。

食品衛生法において、冷蔵の定義が定められています。「非加熱食肉製品および特定加熱食肉製品のうち、水分活性が0.95以上のもの」については5℃が冷蔵とされています。

なお、一般的な食品は10℃とされていますが、いろいろな食品が混在する場合、最も低い温度に設定すべきです。よって、一般的な生の食肉を保存するためには、5℃以下の温度を保つことが必要となります。

JAS法においても冷蔵の定義があり、そちらは10℃以下となっています。

 

さて、真夏のキャンプ場で5℃以下を保つにはどうすればいいでしょうか。性能のいいクーラーボックス、クーラーバッグに十分な保冷剤を配置するか、もしくは電動式のポータブル冷蔵庫を準備するかです。

クーラーボックスの記事でも触れましたが、最近の真夏の日中の気温は40℃近くまで上がります。とてもではありませんが、安物のクーラーでは対処できません。クーラーボックスの性能とは中と外にどれくらいまでの温度差を生み出せるか、なので、気温30度で庫内が5℃に保てていたクーラーボックスでは25℃の温度差を作る性能があるという事です。気温が40度まで上がったらどうでしょうか。

断熱効果の限界がクーラーボックスとして役に立つか立たないかの分水嶺です。庫内が10度以上になってしまった場合、「冷蔵」ができていませんので、冷蔵食品はすべて破棄しなければ食中毒の恐れがあり危険です。

 

ゆえに、以前エントリでは十分な性能を持ったクーラーボックス(ハードクーラー)・クーラーバッグ(ソフトクーラー)をお勧めしていた次第です。

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1-3 やっつける

多少なりとも、食材には食中毒菌が付着している確率が高いです。

怖いこと言うな、と思われるかもしれませんが、いろいろな研究機関で菌の培養を行った結果、少量ながらも付着しているケースが6割ほどあります。

 

もちろん、十分に「冷蔵」「冷凍」「常温」など適切な温度で管理されていた食材ならば、ここで触れる「やっつける」で対処することができます。

病原性大腸菌などの恐ろしい食中毒菌も、75℃1分間の加熱で「やっつける」ことができる可能性が高いです。可能性と書いたのは、細菌やウィルスによって「消毒」できる温度が異なり、「絶対」ではないからです。

 

不適切な温度で保存していた場合、大量の細菌やウィルスが繁殖することになり、食中毒のリスクは何倍にも上がります。

 

なお、75℃1分の加熱によって細菌やウィルスをやっつける事ができる、というのはあくまで理論上の話であり、食材の厚みや火の通り方によって温度がまちまちな状態では、「完全に火を通す」他ありません。

適切な冷蔵、冷凍が中断することなく連続して行われていた場合に限り、加熱処理によって適切に殺菌することができると考えた方が良いです。

 

キャンプでレアステーキが食べたい、という場合は買い物に行く際も保冷剤を利用したり、十分な性能を持った「冷蔵庫(クーラーボックスなど)」に入れて運搬する必要があります。まずそこができていることを前提にお話ししています。

 

加熱処理による食中毒のリスクの低減は様々な方法で立証されています。

炭火で十分に焼く、厚い鉄板やスキレット、ダッチオーブンといった調理法では、遠赤外線が多く中まで火が通りやすいため、とても理にかなっています。

また、調理用の温度計などを利用すればさらに安全で確実です。お肉などの1番分厚い部分の中心に刺し、75℃以上になっていれば安全といっていいでしょう。

きちんと温度管理がされているお肉ならば、65℃程度でもお肉に「火が入った状態」になります。レア気味がお好みの方は前述の適切な温度にこだわりましょう。

 

くどいようですが、調理用の器具と食事用の食器は別にすること!

 

 おっかないエントリが続きますが、これはキャンプのプランナー役の方がきっちり把握できていれば、みんなが楽しく安全に遊べるよ、という手引きでもあります。

車の運転でも、教習所で「危険な運転」について学ばれたと思います。あれと同じです。

 

楽しいはすごく大事ですが、安全はもっと大事です

 楽しいキャンプのために、少しだけお勉強にお付き合いください。

 

皆さんが安全で楽しいキャンプを楽しめますように!

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

きじとら でした。

 

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